金木犀もほのかに薫る清秋の東京と京都に、十二年の時を経て、 さらなる進化を遂げた<OKUNI>が甦りました。 幕開けの東京公演(10月17日 シアター1010)には、 チャリティー席を設け、招待した身障者の方々も、一般のお客様の中へ自然に溶け込み、 華やぎと緊張感が混在した初日独特の空気を纏う会場も、 いつしか温かく和やかな色に包まれてゆきました。 また、京都公演(10月31日 京都府立文化芸術会館)では、 邦楽と所縁ある花柳界からのお客様が、艶やかな姿で客席に華をそえ、 開演前の会場には、はんなりとした雅やかな雰囲気が漂っていました。