「美食家ダリのレストラン」 ~A Chef for Dalí~について




「美食家ダリのレストラン」 ~A Chef for Dalí~ について


ホームページ、会報でご紹介したスペイン映画「美食家ダリのレストラン」をご覧になった会員様より感想が届きましたのでご紹介させていただきます。


「美食家ダリのレストラン」を見て

フラメンコが大好きで、協会設立時より会員にならせていただいています。
いつもスペインの情報をありがとうございます。

先日ご紹介いただきました映画「美食家ダリのレストラン」、とても楽しく観させていただきましたので感想をお送りしたくなりました。

まず、それぞれ活躍した時代が異なる美術界の巨匠サルバドール・ダリと、料理界の革命児フェラン・アドリアが出会うという、あり得ない設定であるにもかかわらず、映画の中ではごく自然な流れになっている事に驚きました。
映画の中での大きな嘘が気にならないのは、そこにたくさんの本当が散りばめられているからだと思います。

冒頭のバルセロナでのシーンは、市民戦争が終わってからなおも続く激しい反フランコ運動が描かれています。
また、映像的には、随所にダリの作品が見られるのも興味深いのですが、とりわけ登場する料理の数々が美しく、「食べてみたい!」と椅子から身を乗り出すように見てしまいました。

脚本も手掛けた監督、ダビット・ブジョルの言葉「ダリとアドリア、ジャンルは違えど、既成概念を打ち壊し、誰も思いつかない世界を作り出した共通点が二人には存在する」、その世界にすっかり引き込まれました。

大変質の高いエンタテインメントでした。
再演があれば是非もう一度見たいです。
素晴らしい映画のご紹介、ありがとうございました。





「美食家ダリのレストラン」 ~A Chef for Dalí~データ

“もしも、サルバドール・ダリと伝説的な三ツ星レストラン「エル・ブジ」の料理長、フェラン・アドリアという2人の天才が、同じ時代に活躍していたとしたら・・・?“

そんな斬新かつ興味深いアイデアから生まれたのが、映画「美食家ダリのレストラン」。
ジャンルは違えど、2人の芸術家には、既成概念を打ち壊し、誰も思いつかないような世界を作り出したという共通点が存在する。

脚本も兼ねたダビッド・プジョル監督の、芸術と料理という双方の要素を最大に取り入れたレストラン・エンタテインメント。

2024年8月16日より、京都シネマ(四条烏丸下がる西側 COCON烏丸3階)/a>にて上映されました。

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